結論:“私服に革靴はおかしい?“の疑問解決
まず結論として私服に革靴はおかしくありません。
むしろカジュアルな私服にこそ革靴を合わせることによって、カジュアルとドレスのバランスが良くなり、おしゃれに見えるのです。
そして日本人こそ積極的に私服に革靴を合わせるべきです。
理由については次項から説明していきます。
私服に革靴を合わせるべき理由
私服には積極的に革靴を合わせる理由は以下の二つになります。
①日本人はドレスとカジュアルの割合が7:3が黄金比だから
②スニーカー人気が高い今だからこそ差別化できるから
まずはドレスとカジュアルの黄金比について解説していきます。
日本人はドレスとカジュアルの割合が7:3が黄金比だから
まずこの写真を見て頂きたい。
上下グレーのスウェットに白いスニーカーの極カジュアルなコーデです。
写真のモデルさんはとてもスタイルの良い方なので、ここまでカジュアルなアイテムだけで構成されたコーデでもおしゃれに着こなすことができています。
対して、日本人の一般的なスタイルの方が同じコーデをしても、休日の部屋着で外に出てきたようにしか見えないでしょう…。
このように、日本人の体型で海外のカジュアルスタイルをそのまま取り入れるとおしゃれとは程遠いファッションになります。
では日本人はどのようなスタイルをすれば良いのでしょうか。
正解はドレスとカジュアルの割合を7:3にすることです。
ドレス要素の強いアイテムの割合を大きくすることを意識することで、おしゃれの黄金比に近づきます。
特に革靴はドレスど真ん中のアイテムのため、コーデのバランスを取るのにもってこいのアイテム。
革靴をうまく使って、コーデの黄金比をつくっていきましょう。
スニーカー人気が高い今だからこそ差別化できるから
スニーカー人気の高まりが一時期と比べると少し落ち着いたとはいえ、以前として私服に合わせるシューズのファーストチョイスは圧倒的にスニーカーです。
このような状況だからこそ、革靴のようなドレスアイテムを取り入れることによって、他の人と差別化を図ることができます。
ファッションにおけるおしゃれとは“差別化“のことです。
例えば皆が制服のように同じ服を、まったく同じ着こなしをしていたらそこにおしゃれは存在しません。
ほんとうにおしゃれな人は必ずコーデのどこかで、違いを生み出しているからこそ、他の人とは違うおしゃれを体現しているのです。
今はスニーカー人気が高く、街にスニーカーを履いている人が溢れているからこそ、私服に革靴を合わせることで簡単に“違い“を生み出すことができます。
私服に合わない革靴
私服にも革靴はおすすめとは言ったものの、私服に合わせることが難しい革靴もあります。
写真のように、靴のハトメ(靴ひもを通す穴)が甲の部分と一体化している内羽根のシューズは、ビジネスや冠婚葬祭のようなフォーマルな場で履くシューズのため、カジュアルな装いには合いません。
また、靴先が尖っていたり、靴が長い(ロングノーズ)見た目をしている革靴もカジュアルな服装には合わないので止めておきましょう。
私服に合う革靴
私服に合う革靴は、上述したカジュアルに合わない革靴の特徴の逆と考えて頂ければ大丈夫です。
カジュアルに合う革靴は基本的に、写真のように外羽根(ハトメの部分が甲の上に乗っかている)の靴です。
併せて、靴先は丸い形をしていて、短い(ショートノーズ)見た目をした靴がカジュアルに合う靴の特徴です。
ローファー
ローファーはカジュアル用途には王道の革靴です。
チノパンやデニムのようなカジュアルパンツと相性が良いです。
特に綺麗目の細身のデニムには相性抜群。
出典:https://bruder.golfdigest.co.jp/entry/2020/10/08/060000
最速で垢抜けたモテコーデをつくることができるので、私服に合わせる革靴の最右翼です。
ただローファーは靴紐がない分、サイズ選びが難しいので、必ず試着してから購入をすることをおすすめします。
プレーントゥ
プレーントゥの魅力は、汎用性の高さです。
装飾が何もなく、シンプルなデザインゆえに、スーツからデニムまでどんなパンツにも合わせることができます。
特に黒のプレーントゥは休日から、ビジネスシーンまで活躍の場を選ばない万能選手。
一足持っていれば、細かいコーデを考える必要なくおしゃれなスタイルをつくることができます。
個人的には、こんなミリタリーパンツと合わせた少し無骨なコーデがおすすめ。
出典:https://shop.pheb.jp/shopdetail/000000000989/
Uチップ
Uチップもプレーントゥ同様に汎用性の高い革靴。
U字の装飾がある分、よりカジュアル向けです。
特に、ソールにボリュームがあるものは今のトレンドで、スタイルを良く見せてくれます。
選び方としては、Uチップもプレーントゥもできるだけ丸くコロンとしたフォルムのシューズを選ぶことがポイントです。
コーデとしては、スラックスのようなドレスパンツにもバッチリ合います。
出典:WEAR
まとめ
まとめると私服に革靴はおかしくない!
むしろスニーカー人気の高い今だからこそ、他の人と差別化が図れちゃいます。
更に私服に合わせるカジュアルな革靴は、外羽根かつ丸くコロンとしたフォルムのシューズを選ぶようにしましょう。
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