日本人は比較的幅広の足の人が多いとされています。
今記事では幅広の足で、革靴好きの筆者が用途に応じた、4Eサイズを展開しているおすすめの革靴ブランドについてご紹介しています。
また今記事ではサイズ選びのポイントについても解説しています。
今記事を読むことで、自分の足に合った革靴を選べるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
革靴のサイズ選びのポイント
出典:https://door.abc-mart.net/1402
まずは革靴のサイズ選びをする上で、自分の正確な足のサイズを知ることが重要です。
今まで何足も履いてきたから分かるという方もいるかもしれませんが、実は自分の足サイズを測って、正確なサイズを知っている人は意外と少ないです。
なのでまずは自分の足サイズを測ってみることが重要です。
簡単な方法だと、紙の上に足を置いて、ボールペンなどで足の形をなぞります。
自分の足サイズに沿ったフォルムから、自分の足の長さと幅を知ることができます。
足幅(足の幅)は巻尺などを使って、親指と小指の一番突き出している箇所の幅を計測します。
出典:スコッチグレイン公式HP
更に上の画像のように、足の親指と、小指の付け根にある骨の出っ張りをぐるりと囲ったサイズを測ることで足囲が分かります。
これらの計測した足長と足幅と足囲によって、選ぶべき正確な靴サイズが分かります。
足サイズを測ることは面倒かと思いますが、一度測るとジャストサイズの靴選びをすることができるようになるので、ぜひ一度やってみて下さい。
また、計測してみると両足でサイズが違ったという人も多いかと思います。
基本的には足は左右差がでるもので、基本的には大きい足に合わせてサイズ選びをすることが一般的です。
計測する時間についても、足が浮腫む夕方以降の時間が良いです。
家で自分で測ることがどうしても面倒という人は、靴屋で測ってもらうこともおすすめです。
基本的にお願いすれば、足サイズを店員さんが測ってくれます。
ランニングシューズの大型店などでは、専用の計測機を置いている場所もあるので、機械で正確なサイズを測ってもらうこともできます。
出典:https://genuinestyle.hatenablog.com/entry/2020/04/12/165000
サイズが分かった人は、上の画像を参考に自分の足サイズを確認してみて下さい。
今まで大きいサイズの靴を選んでしまっていたという人が意外と多いのではないでしょうか。
特に革靴はアッパーが革である特性上ある程度は伸びるので、スニーカーよりもジャストサイズで履くことがおすすめです。
出典:https://butsuyoku34.com/2020/06/06/about-formal-shoes/
また革靴には内羽根と外羽根の靴があります。
内羽根の靴はドレッシーなフォーマルな印象を与える靴ですが、甲の高さに合わせたフィット感の調整を行うことができません。
甲高の足の人は、ウィズ(幅)が広い靴を選ぶことに加えて、外羽根の靴を選ぶとフィット感を得られやすいです。
次章から4Eサイズを展開するおすすめの革靴ブランドをご紹介します。
自分が足サイズが4E相当の人だった人や、2Eの通常の幅広サイズだとキツいと感じる人は次章から紹介する革靴ブランドをチェックしてみましょう。
4Eサイズのある革靴ブランドまとめ
ここからは通常の幅広サイズ(2E)よりも更に幅広となる4Eサイズを展開するおすすめの革靴ブランドをご紹介します。
用途に合わせて、ぜひ選んでみて下さい。
madras Walk(マドラスウォーク)
出典:アマゾンHP
マドラスは1921年創業の亜細亜製靴株式会社を源流に持つ100年以上の歴史を持つ革靴ブランドです。
日本の革靴ブランドとしては早くからマッケイ製法を取り入れたブランドとして知られています。
マドラスは全体的にイタリア靴ライクなスタイリッシュなデザインの革靴を展開していますが、用途に合わせて様々なシューズがあることが特徴です。
インブランドであるマドラスウォークは高い機能性と、履き心地に拘っています。
写真の4Eウィズ(幅)のプレーントゥはゴアテックスを搭載した全天候シューズです。
スーツからビジカジスタイルまで幅広いスタイルに合わせることができます。
出典:アマゾンHP
マドラスウォークではチロリンシューズのような、カジュアルなシューズも多数展開しています。
チロリアンシューズは近年クラークスの「ワラビー」が大人気ですが、ワラビーと比較すると、マドラスウォークのチロリアンシューズは機能性が高く天候を気にせず履くことができることが魅力です。
またソールもブラックカラーでドレッシーな雰囲気なため、オフィスカジュアルといったシーンにもマッチします。
マドラスウォークはビジカジで活躍する、4Eの革靴が欲しい人におすすめです。
TEXCY LUXE(テクシーリュクス)
出典:アマゾンHP
テクシーリュクスは、「革靴なのにスニーカーのような履き心地」をテーマにアシックス商事が展開しているビジネスシューズブランドです。
そのためランニングシューズ由来のテクノロジーが多く使われています。
写真のモデルはゆったり幅広な4Eサイズかつ、履き口サイドには隠しゴムを搭載しており、脱ぎ履きもしやすいように設計されています。
デザインは外羽根ストレートチップで、歩きやすさとドレッシーさを両立させています。
よく歩く必要がありながら、直接顧客と接する外回りの営業マンにピッタリのシューズといえるでしょう。
スニーカーのような歩きやすさをビジネスシューズに求める人におすすめです。
SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
出典:https://www.scotchgrain-shop.com/item/4016BL.html
スコッチグレインは日本を代表する本格革靴ブランドです。
スコッチグレインの革靴は全て、作業工程が多く、一足作りあげるのに手間と時間が掛かるグッドイヤーウェルト製法で作られています。
グッドイヤーウェルト製法は堅牢な作りに数回のオールソールができることが特徴です。
また何回も履いて履きならしをしていくことで、自分の足の形にそってインソールのコルク(スコッチグレインではEVA製のスポンジ)が沈み込んで、フィット感が良くなっていきます。
写真は王道の内羽根ストレートチップのモデル。
冠婚葬祭やビジネスといったフォーマルシーンで活躍します。
修理をしながら5年、10年と愛用することができる4Eウィズ(幅)の本格革靴が欲しい人におすすめです。
KENFORD(ケンフォード)
出典:アマゾンHP
ケンフォードは「リーガルの弟分」として立ち上げられた革靴ブランドです。
リーガルの品質や履き心地を受け継ぎながら、程よくトレンドを取り入れたデザインの革靴をリーズナブルなプライスで展開しています。
そのため、リーガルの上級クラスやスコッチグレインといった本格革靴ブランドで採用されているグッドイヤーウェルト製法ではなく、比較的簡素な作りのセメント製法を取り入れています。
セメント製法はソールの張り替え修理などはできない分雨に強く、リーズナブルな価格で提供できることがメリットです。
写真のモデルは、程よい光沢感のあるレザーを使用した内羽根ストレートチップです。
銀磨り加工を施すことで、簡単な手入れで常にツヤを保つことができます。
水が染み込みにくいので、雨の日にも履くことができます。
スコッチグレインよりもリーズナブルだけど、ベーシックなドレスシューズが欲しい人におすすめです。
HARUTA(ハルタ)
出典:アマゾンHP
ハルタはローファーの定番ブランドとして知られているブランドです。
ローファーは世代を超える定番品であり、男女問わず一度は履いたことがあるという人も多いかと思います。
Made in Japanでありながら、非常にコストパフォーマンスが高いことも魅力です。
デザインもシンプルなコインローファーであるためため、デニムやチノパンといったカジュアルパンツに合わせて、主にカジュアルシーンで活躍します。
定番品であるローファーは、様々な足に合わせて幅広いサイズを展開しています。
特にローファーは紐によるフィット感の調整ができないため、フィッティングが重要です。
3Eや4E サイズも展開しているため幅広の足の人に合うサイズを選ぶことができます。
カジュアルシーンで活躍する4Eの革靴が欲しい人におすすめです。
Gently(ジェントリー)
出典:アマゾンHP
ジェントリーは「紳士になれる靴」をコンセプトに、革靴のもつ雰囲気や上品さを表現したムーンスターのインブランドです。
クラシカルで上品なデザインに反して、透湿防水や防臭機能を備えた機能的なシューズを多く展開しています。
写真のスエードプレーントゥシューズは、ジャケパンスタイルに合わせることができる品がありながら、フラットソールで歩きやすさが重視されています。
出典:アマゾンHP
ローファーも、スニーカーとローファーの間のようなデザインで、クラシカルなデザイン性と歩きやすさを両立しています。
機能性・履き心地・コストパフォーマンスと三拍子揃った上品なレザーシューズが欲しい人におすすめです。
まとめ
リーガルとスコッチグレイン。 どちらも日本を代表する革靴の定番ブランドです。 国内では抜群に知名度が高く価格帯も似ている2社のどちらを買えば良いのか、悩むところですよね。 今記事では革靴が欲しくてヨーロッパにまで行った革靴[…]
マドラスは100年以上の歴史を持つ日本有数の老舗ブランドです。 今記事ではその歴史と共に、ブランドの特徴について分かりやすく解説しています。 記事後半はマドラスがおすすめの人について解説しています。 今記事を読むことで、同[…]