ジーンズといえばアメリカというイメージをもっている人は多いでしょう。
身に着けるブランドに拘りがあり、特定のブランドを長年愛用してきたなんて人も多いかと思います。
レプリカジーンズは往年の名作デニムを再現しながら、現代的に各ブランドの再解釈も加えられているジーンズです。
特に日本はレプリカジーンズのブランドも多く、レプリカジーンズの本場といえます。
今記事では、日本のレプリカジーンズのおすすめブランド5選をご紹介します。
今記事を読むことで、それぞれのレプリカジーンズブランドの魅力と違いについて分かりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
レプリカジーンズとは
出典:https://arine.jp/articles/7828
レプリカジーンズとは、現在では生産されていないジーンズを模して作られたものを指します。
一般的にはリーバイスのヴィンテージジーンズを再現して作られているのものが多いです。
1973年~80年頃に生産された細身なシルエットが特徴の通称「66(ロクロク)」や、第二次大戦の1942~46年に発売されていた通称「大戦」モデル、ヴィンテージジーンズの代名詞的な「501XX」などがデザインソースとして人気があります。
次章からおすすめのレプリカジーンズ5選についてご紹介します。
日本のレプリカジーンズのおすすめブランド5選
ここからはレプリカジーンズのおすすめブランドについてご紹介します。
それぞれのブランドによって拘っているポイントなども違うので、気になるブランドがあるか、ぜひチェックしてみて下さい。
RESOLUTE(リゾルト)
出典:https://www.resolute.jp/lineup
リゾルトは、90年代のレプリカジーンズ・ブームを牽引した「ドゥニーム」のデザイナーである林 芳亨氏が2010年に設立したジーンズブランドです。
デニムを知り尽くした林 氏が日本人に合うジーンズを追求して、5型のみを展開しています。
世界的にも評価が高い岡山県の生地メーカーの生地を使っており、ヴィンテージジーンズのような綺麗な色落ちに定評があります。
5型のみの展開ですが、何度もリピートするファンも多く、ファッショナブルなジーンズとして海外でも人気です。
そんなリゾルトの一番の魅力は、日本人の体型に合う美シルエットです。
欧米人と比較して、お尻の小さい日本人の体型に合わせて収まりが良いように設定されていることで、スラッと脚長の後ろ姿となります。
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出典:https://zabou.org/2022/09/07/253506/
この美シルエットをどんな体型の人でも味わえるようサイズ展開が豊富なことも特徴です。
ブランドを代表する定番モデルである710は87サイズにも及びます。
以下がリゾルトが展開する5モデルの簡単な紹介です。
710 | リゾルトのフラグシップモデル。 リーバイスの「66」を、日本人の体型に合わせて再解釈した細身のストレートシルエット。 ウエストに対して最大8サイズのレングスがある。 |
711 | 1950年代のアメリカのワークパンツをデザインベースとしたモデル。 セミワイドストレートのシルエットで、スポーツ体型で太腿が太い人におすすめ。 |
712 | テーパードストレートのシルエット。 710と比べて、ワタリ幅(腿周り)はゆったりだが、テーパードは強いことが特徴。 細身の710よりもゆったりとした履き心地でありながら、スッキリとしたシルエットも捨てがたいという人におすすめ。 |
713 | 710 のローライズモデル レングス展開は一種類のみ。 |
714 | 2023年に登場した新モデル。 リーバイスの「大戦モデル」のディテールを踏襲したデザイン。 股上が深めでリゾルトの中ではゆったりとしたシルエットと履き心地。 |
DENINE(ドゥニーム)
出典:LINK公式HP
ドゥニームは「リアルベーシック」をコンセプトに、1988年に創業したデニムブランドです。
まだ世界がヴィンテージジーンズの魅力を知らない1980年代に、レプリカジーンズの魅力を世界に発信しました。
90代にはレプリカジーンズブームの立役者となり、デザイナーを務めた林 芳亨氏(現リゾルトのデザイナー)は日本のデニム界の巨匠と呼ばれるようになりました。
そんなドゥニームはですが、2000年代に経営母体が倒産し、「WEGO」に商標を譲渡しています。
このことにより、コアなファン層が一時離れてしまいましたが、ブランド創設35年目にあたる2023年にジーンズブランド「ウエアハウス」の手により、ドゥニームのオリジナルレシピが再現されました。
ドゥニームの最大の特徴は、リアルヴィンテージのような色落ちが再現されていることです。
糸から拘っており、穿き込むほどに自然な色落ちのアタリがでるように工夫されています。
現在は当時特に人気の高かった二つのジーンズが再現されています。
220A
出典:DENINE公式HP
220A | DENIME創業当時からの定番「XXモデル」を再現。 シルエットは、やや太めのストレート。 生地は当時のレシピを参考にクラボウとの共同開発により実現。 |
221
出典:DENINE公式HP
221 | 「XXモデル」と同様の生地を使用し、「66モデル」を再現。 裾にかけて綺麗に細くなるテーパードシルエット。 |
WAREHOUSE(ウエアハウス)
出典:https://www.ware-house.co.jp
ウエアハウスは1995年の創立以来、「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」という理念を貫いているブランドです。
糸の一本から生地、縫製、そして洗い加工にいたるまで、徹底的に研究して、再現を行っています。
ウエアハウスはデザイナーズブランドではないと宣言し、ヴィンテージウェアにデザインの再解釈を加えることはあえてぜず、あくまで再現に重きを置いていることが特徴です。
ジーンズはウエアハウスの中でも主力商品です。
1001XX
出典:アマゾンHP
1001XX | ウエアハウスのフラッグシップモデル。 やや余裕のあるストレートシルエット。 1930年代のデニムを解体・研究して作り上げた「バナー生地」を使用。 |
1000XX
出典:アマゾンHP
1000XX | ウェアハウスが所有するヴィンテージの1946年モデルを忠実に再現。 腰周りにややゆとりがあるテーパードシルエット。 |
orSlow(オアスロウ)
それでいながら、スタンダードウェアとして幅広いコーデにマッチします。
デニム以外でもファティーグパンツや、カバーオールなどのアイテムも人気です。
定番のジーンズは以下のモデルです。
105
出典:アマゾンHP
105 | オアスロウを代表する定番ジーンズ。 1950年代後半~60年代の「501XX」がベース。 ベーシックなストレートシルエット。 |
107
出典:アマゾンHP
107 | 105と並ぶ定番人気を誇るモデル。 ヴィンテージのリーバイス「505」がベース。 細身なストレートシルエット。 |
THE FLAT HEAD(フラッドヘッド)
フラッドヘッドはアメリカンヴィンテージへのリスペクトを持ちながら、「メイド・イン・ジャパン」のもの作りの技術で進化させたリアルクローズを提供するブランドです。
ヴィンテージジーンズを再現した生地や縫製を使いながら、現代の日本人の体型を考慮したシルエットとなっています。
そのため、古き良きアメリカスタイルと、現代的なスタイルが絶妙にマッチしています。
定番のジーンズモデルは以下になります。
3005
出典:http://dhm1993.jugem.jp/?eid=2305
3005 | フラッドヘッド定番のストレートシルエットジーンズ。 昔ながらの技法とフラットヘッドの新技術を融合して開発。 |
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3009
出典:アマゾンHP
3009 | 3005より細身のテーパードシルエット。 スッキリとしたシルエットなので、ブーツからスニーカーまで、幅広いシューズと合わせてコーディネートを楽しむことができる。 |
まとめ
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