ヒュンメル のスニーカーの特徴解説と定番モデルまとめ

長く続いたスニーカーブームが落ち着き、クラシカルなローテクスニーカーの人気が復権しつつあります。

ハイテクなスニーカーが何年も高い人気を誇った反動から、上品なレザーシューズや、ローテクスニーカーにスニーカー好きの触手が向いています。

そんな中で、Next「大人スニーカーブランド」として密かに人気を高めているブランドが“hummel （ヒュンメル）“です。

今記事ではヒュンメルのスニーカーの特徴から、定番モデルをまとめて紹介しています。

今記事を読むことで、ヒュンメルのブランドヒストリーや魅力についても分かりやすく理解することができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

hummel （ヒュンメル）のブランド概要

出典：https://logomarket.jp/labo/logomark_hummel/

ヒュンメルはデンマークのスポーツブランドです。

創業は1923年で、100年以上の歴史を誇っています。

現在はスニーカーを中心に幅広いアイテムを展開していますが、サッカーシューズを作るメーカーとして立ち上げられました。

出典：https://www.sskstores.jp/hummel/sports/about/

創業時のエピソードとして、靴職人であったアルベルト・メスマーは、あるとき雨の中でプレーをするサッカー選手のプレーを観戦しながら、滑り止めのあるサッカーシューズを履けば、ぬかるみの中でももっと良いプレーができるのではないかと考えます。

当時は革靴でサッカーをしていたので、雨の中のプレーは非常に滑ってしまい、プレーの質が落ちていました。

そこで世界で初めてスタッド付きサッカースパイクを開発し、ブランドを創業します。

この画期的なシューズにより、足元の悪いグランドでも、質の高いプレーをすることを可能にしました。

ブランドロゴとブランドネームはこの創業エピソードと、胴体が大きく理論上飛べないとされるマルハナバチ（ドイツ語でhummel）が、努力を重ねて飛べるようになったという逸話と重ね合わせて考案されました。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000051499.html

創業以来サッカーとヒュンメルの蜜月関係は続き、1974年にはサッカー選手であるアラン・シモンセンとデンマーク人初のスポンサー契約を結び、1979年代にはサッカーデンマーク代表とスポンサー契約を結びます。

また1980年代からはサッカー用品だけではなく、スポーツウェアなども幅広く展開するようになります。

特にトラックスーツはデンマークでは最もトレンドなウェアとして、ランニングをする人達の間で大きな人気を獲得しました。

1990年代前半にはデンマーク代表を初め、レアル・マドリードやトットナム、フェイエノールトといった名門サッカーチームにチームウェアのスポンサー提供を行います。

そのことで、一層サッカー界への貢献と結びつきを強くしていきました。

このような取り組みのお陰で、ヒュンメルの知名度はデンマークだけに留まらず、ヨーロッパに知られたブランドとなります。

しかし順風満帆に快進撃を続けてきたヒュンメルに試練が襲います。

短期的に急成長、急拡大の戦略をとってきたために、1993年に財政的な危機に陥ってしまいます。

そのため、以降はビジネスを縮小せざるを得なくなりました。

出典：https://www.hummel.co.jp/2020aw-fcskull/

その後1990年代後半に起こったレトロファッション人気が、ヒュンメルのレトロデザインのアイテムとはまります。

そこからはレトロスタイルを打ち出し、スポーツアパレルブランドへと変遷を遂げていきます。

現在でもデンマーク代表やプレミアリーグチームとのスポンサーを通じて、サッカーとの繋がりを持ちながら、社会的なマイノリティな人たちを支援する活動も積極的に行っています。

次章ではヒュンメル のスニーカーの特徴について分かりやすく解説していきます。

ヒュンメル のスニーカーの特徴

ヒュンメル のスニーカーの特徴として以下の二つが挙げられます。

・レトロデザイン

・被りづらい

上から順番に解説して行きます。

レトロデザイン

出典：https://www.sskstores.jp/fs/srush/S03_HM218637-5119

ブランド解説で説明したようにヒュンメルは1990年代後半より、レトロなスポーツアパレルブランドとして歩んできました。

そのため、スニーカーもクラシック顔であることが特徴です。

ハイテクスニーカーが牽引したスニーカーブーツが落ち着きを見せるなか、レトロな雰囲気のスニーカーに魅力を感じる人が多いかと思います。

ヒュンメルはレトロスタイルを主軸においているため、そんな人レトロスニーカー好きに幅広い選択肢を提供してくれています。

被りづらい

出典：https://store.shopping.yahoo.co.jp/myfootn/hm2160563925.html

ヒュンメルはスニーカーは、アイコニックなロゴも大きな特徴です。

アディダスのスリーストライプのように、シンプルながらデザインのアクセントとなっています。

それでいて、人と被らないことが魅力です。

基本的にはヒュンメルのスニーカーは大人に似合うシンプルなデザインが中心ですが、ロゴマークがオリジナリティを主張してくれます。

アディダスやリーボックなどの定番クラシックなデザインは好きだけど、人と被るのは嫌だという人は、ヒュンメルのスニーカーをチェックしてみると良いでしょう。

ヒュンメル のスニーカーコーデ紹介

ここからはヒュンメルのスニーカーを使ったおすすめコーデを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

ヒュンメル×モードカジュアル

出典：WEAR

モードな雰囲気漂うブラックコーデ。

革靴ライクなブラックカラースニーカーがコーデにマッチしています。

ヒュンメル×スポーツミックス

出典：WEAR

ヒュンメルのトラックジャケットを使ったスポーツミックスコーデ。

トラックスーツもスニーカー同様にヒュンメルを代表する人気アイテムです。

ヒュンメル×ビジカジ

出典：WEAR

キレイめなビジカジコーデ。

シンプルで上品なヒュンメルのスニーカーは、ビジネススニーカーとしてもおすすめです。

ヒュンメル×カジュアル

出典：WEAR

ブラックとベージュで構築したカジュアルコーデ。

インナーとスニーカーの色を合わせることで統一感を持たせた着こなしとなっています。

ヒュンメル×リラックスコーデ

出典：WEAR

極カジュアルなアイテムでつくったリラックス感のある着こなし。

合わせているヒュンメルのスニーカーも、ランニングシューズ型でリラックス感があるものをチョイスしています。

ヒュンメル の定番モデル紹介

最後にヒュンメルの定番スニーカーについて紹介します。

お気に入りのレトロスニーカーがあるかチェックしてみてください。

VM78

出典：アマゾンHP

1970年代のハンドボールシューズを復刻したリバイバルモデル。

現在のトレンドにマッチするクラシック顔のデザインです。

当時の雰囲気を再現するT字のトゥーキャップや、サイドステッチ製法によるカップソールとアッパーへの縫込みが特徴。

古着屋でデットストックで見つけてきたような空気感が魅力です。

着こなしとしてジャケットから、トラックスーツまで幅広く合いますが、特に古着との相性は抜群。

現在はアディダスのガゼルが人気ですが、ガゼルのような雰囲気のスニーカーに魅力を感じるけど、被るのは嫌だという人におすすめです。

STADIL LIGHT CANVAS

出典：アマゾンHP

STADIL LIGHT CANVASはシンプルなローテクスニーカーです。

シンプルながら、ロゴマークがアクセントとして効いています。

エントリーモデルでもあるため、手に取りやすい価格となっていることも特徴。

カジュアルに使いやすいローテクスニーカーが欲しい人におすすめです。

DAEGU

出典：アマゾンHP

極クリーンな印象のコートスニーカー。

サイドには目立たないながら、ヒュンメルのロゴの形状で通気穴が配置されています。

大人っぽさが強調されたレザースニーカーのため、ジャケットやスラックスと相性が良いです。

ヒュンメルの中でも、キレイめに履き回せるスニーカーが気になる人におすすめです。

STADION

出典：アマゾンHP

STADIONはランニングシューズ型のレトロスニーカー。

1970年代のランニングシューズのリバイバルしたモデルです。

スエードとメッシュというクラシカルなアッパー素材です。

基本的には忠実に当時のモデルを再現をしながらも、カカト部のソール巻き上げや、少しスリムなシルエットへの変更など、トレンド要素も盛り込まれています。

ミッドソールにはクッショニングに優れた、サトウキビ由来の原料を使用した環境配慮型のREACH LX-Eソールを採用。

クラシカルなデザインながら、歩きやすいスニーカーが欲しい人におすすめです。

MARATHONA REACH

出典：アマゾンHP

MARATHONA REACHは厚みのあるソールに、ややハイテク感のあるデザインが特徴のスニーカーです。

ハイテク感のあるデザインですが、カラーリングが単色なので、大人っぽい雰囲気に仕上がっています。

ボリュームのあるオーバーサイズシルエットのパンツがトレンドなので、足元にもボリューミーなスニーカーがマッチします。

厚みのある、クッション性の高いソールと、オーソライト社製のインソールが疲れにくいの履き心地を提供してくれています。

トレンドライクで被りにくい厚底スニーカーが欲しい人におすすめです。

まとめ

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