アディダスといえば、スタンスミスやスーパースターに代表される、大人なローカットスニーカーの代表的なブランドです。
そんなアディダスの中で、現在最も人気が高まってきているといえるのが「Gazelle(ガゼル)」です。
細身でスッキリとしたシルエットと、レトロクラシックな雰囲気が、スニーカーブームが落ち着いてきた今に“最高に気分“なスニーカーとなっています。
その人気のため、カラーや素材違いなど幅広いバリエーションのモデルが発売されています。
今記事では、ガゼルの魅力とデメリットについてまとめています。
今記事を読むことで、ガゼルを使ったおすすめコーデや、ガゼルの種類についても分かりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
アディダス「Gazelle(ガゼル)」とは
出典:https://www.mensnonno.jp/fashion/how-to-wear/335568/
ガゼルは1968年にサッカーやハンドボールなど、あらゆる種目に対応するトレーニングシューズとして誕生しました。
その後トレーニングシューズだけでなく、ファッションアイテムとしても人気を博しました。
ヴィンテージのガゼルはコレクターズアイテムとして、現在も人気があります。
当初、トレーニングシューズであったガゼルをファッションユースとして使いだしたのは、ストリートカルチャーに影響を持つスケーターたちでした。
スケーターから、ガゼルはストリートカルチャー全体に広がっていきます。
デザインとしては、スリーストライプのディテールを採用したシンプルなアッパーデザインとなっています。
60年代からマイナーチェンジを繰り返しながらも、基本的なデザインはほとんど形を変えていません。
アッパーの素材は、スエードが最も有名ですが、スムースレザーやヌバックのモデルもあります。
アウトソールはレトロ感が際立つ半透明のガムラバーアウトソールと、白いラバーソールのものが中心です。
よりレトロ感のあるガゼルが欲しい人はガムソールのものがおすすめです。
ガゼルの魅力
出典:アマゾンHP
ガゼルの魅力はなんといっても、「レトロ感と大人っぽさ」です。
つま先のT字型デザインや、レザー素材のアッパー、ガムソールなどがレトロ感たっぷりで魅力的です。
また、細身で甲が低いフォルムも革靴ライクなシルエットで、大人っぽく上品な雰囲気となっています。
(逆に幅が広く、甲が高い靴はカジュアルな印象を与えます)
そのため、30代以上の大人が履くスニーカーとしても最適でありながら、ストリートコーデにもマッチする汎用性の高さも併せ持っています。
バリエーションも豊富なため、お気に入りのカラーや、アッパー素材のモデルを選ぶことができます。
足音がうるさい?ガゼルのデメリットまとめ
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グーグルで「アディダス ガゼル」を検索すると、“うるさい“という検索候補が挙がります。
シュータン部分と踵が擦れる音が大きく、キュッキュッという音が鳴ってうるさいとのことです。
この点は、気になる人にとってはかなりマイナスとなり得ます。
特に図書館などの静かな場所で音が鳴ったら嫌ですよね。
解説策ついては防錆潤滑剤をシュータンに塗ったり、ベビーパウダーを塗ることで問題はある程度解決できるようです。
出典:WEAR
また着こなしの点では、近年はワイドパンツのトレンドが続いています。
ボリューム感のあるワイドパンツには、スニーカーもボリューム感のあるものを合わせたくなります。
もちろんガゼルのようなスニーカーも合いますが、ボリュームソールのスニーカーと比較すると足元の存在感を演出することはできません。
また、履き心地の点ではランニングシューズ由来のスニーカーには劣ります。
大人っぽい薄いソールは、クッション性という面ではあまり期待できません。
ファッション性よりも、歩きやすさや疲れにくさを重視する人にとっては第一候補にはなりずらいシューズといえます。
ガゼルとガッツレーの違い
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ロングセラーを誇るガッツレーは知名度は高く、ガゼルと似ているモデルと考えている人も多いかと思いますが、実はガゼルとガッツレーは全く同じシューズです。
Gazelleという文字を英語読みすると「ガゼル」となり、ドイツ語読みすると「ガッツレー」となります。
日本ではガッツレーと呼ばれていた時期が長いため、往年のアディダスファンはガッツレーの方が馴染み深いかもしれません。
結論としては、同じ商品であるためガゼルとガッツレーに違いはありません。
ガゼルを使ったおすすめコーデ
ここからガゼルを使ったおすすめコーデをご紹介します。
ガゼル×ストリート
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アディダスはストリートシーンに欠かせないブランドであり、ガゼルもストリートから人気が広がったスニーカーです。
ガゼルとアディダスのジャージの相性が良く、全体的にブラウンカラー使いの上手なコーデとなっています。
ガゼル×ワントーンコーデ
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ブラックのワントーンコーデ。
ガゼルは細身で甲が低く革靴ライクなフォルムなので、ブラックのガゼルは大人っぽく履きこなすことができます。
ガゼル×シンプル
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日常に取り入れやすいシンプルさが魅力のコーデ。
ガゼルは白シャツなどのキレイめアイテムにもマッチします。
ガゼル×キレイめアメカジ
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パンツ以外はブラックのアイテムで統一することで、大人っぽい雰囲気となっているカジュアルコーデ。
色落ちしたワイドデニムがコーデにリラックスした雰囲気を加えています。
ガゼル×キレイめカジュアル
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セーター×チェスターコートという王道のキレイめスタイル。
パンツはアディダスのトラックパンツをチョイスすることでカジュアルダウンしています。
ガゼルの種類解説
ガゼルには様々なバリエーションがあり、以下で代表的なものご紹介します。
・ガゼル
・ガゼル ロー
・ガゼル 85
・ガゼル インドア
・ガゼル ボールド
上から順番に解説をしていきます。
ガゼル
出典:アマゾンHP
まずは通常のベーシックなガゼルです。
カラーバリエーションなどの選択肢が豊富です。
写真はどんなコーデにも合わせやすいブラック&ホワイトカラー。
以下でガゼルのおすすめカラーをご紹介します。
オールブラック
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オールブラックのため、ブラック&ホワイトカラーと比較するとよりシックな雰囲気。
アッパーがスムースレザーで、革靴ライクに履きこなすことができます。
ビジネススニーカーとしての利用もおすすめ。
バーガンディ
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バーガンディのスエードは秋冬の季節感を演出するのに活躍します。
明る過ぎない赤色なので、コーデに合わせやすい色合いとなっています。
ガゼル ロー
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ガゼル ローは、ガゼルの1991年モデルを忠実に復刻したモデル。
当時と同じ素材と、配色を用いることで90年代の雰囲気を再現しています。
当時より少し幅広に設計していることで、日本人の足にも合いやすくなっています。
コアブラックカラーは、汎用性高く幅広い着こなしに合わせることができます。
ブルー
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発色の良い明るいブルーカラー。
ストリートスタイルにマッチする色合いとなっています。
ガゼル 85
パープル
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上品な表情のパープルスエード。
街中で被りずらく、かつ大人っぽさも兼ね備えていることが魅力です。
ガゼル インドア
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ガゼル インドアは1979年モデルのガゼルインドアシューズをリバイバルしたモデル。
レトロな雰囲気がにじみ出る半透明のガムソールと、そのミッドソールから透けて見えるスリーストライプスがアクセントとなっています。
インドアという名前ですが、普通のスニーカーとして利用できます。
グリーンスエードはレトロ感を強く感じるカラーで、シュータン部分で素材が切り替わっています。
グレー
出典:アマゾンHP
ベーシックなグレーカラー。
ブラックやホワイトほどの定番カラーではないものの、どんな着こなしにも馴染みます。
ガゼル ボールド
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ガゼル ボールドは存在感のある厚底ソールが特徴のモデル。
ソールを積み重ねたような3層構造のアウトソールで高さを増し、モダンなスタイルに再構築しています。
ガゼルのスマートさは欲しいけど、ソールにボリューム感が欲しい、身長を盛りたい欲しいと思う人におすすめです。
カラーは汎用性抜群のブラック&ホワイト。
バーガンディ&イエロー
出典:アマゾンHP
スリーストライプのイエローカラーが特徴の存在感があるカラーリング。
着こなしのアクセントとして投入したいカラーです。
まとめ
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