スエード素材の手入れに必要な道具
革靴でありながらスニーカーのように気軽に履くことができるワラビーの人気が近年再燃しています。
ワラビーといえばクラークスやパドモア & バーンズが有名ですが、お手入れの方法が分からないという方が意外に多いのではないでしょうか。
今記事では、ワラビーのお手入れに必要な道具と、お手入れ方法について分かりやすく解説しています。
まず、お手入れに必要な道具は写真の通り3つのお手入れ道具が必要です。
左からクレープブラシ、スエードクリーナー、栄養スプレーです。
役割としては以下の通りです。
クレープブラシ…スエードの毛並みを整えることができます。
スエードクリーナー…液体状やスプレー型のクリーナーもあります。写真はお手軽に汚れを落とせる消しゴム型のクリーナー。
栄養スプレー…その名の通りスエード革に栄養を補給することができます。
またできれば、手入れの前や、履いた後に埃をはらうことができる馬毛ブラシもあると良いです。
馬毛ブラシは表革の日々のケアには必須のアイテムです。
また日々のケアという点では、シューツリーを入れておくと型崩れしにくくなり、湿気も取ってくれます。
何年もワラビーを履き続けたいと思うのであれば、おすすめの初期投資です。
スエード素材のお手入れの方法
出典:https://www.clarks.co.jp/commodity/SCKS0472G/CL915BM14078/
道具についてご紹介したので、続いてワラビーのお手入れ方法についてご紹介します。
ワラビーのお手入れは、一般的なスエードシューズのお手入れと同様です。
(今回サンプルはワラビーではなくスエード素材のサンダルを使っています。)
ステップ1
まずステップ1として、馬毛のブラシを持っていればブラッシングをして軽くホコリを落とします。
ステップ2
続いてステップ2として、汚れが目立つ部分があればクリーナーで綺麗にします。
ステップ3
ステップ3はクレープブラシを利用したブラッシングです。
強くブラッシングし過ぎると、革に良くないので、優しくブラッシングをして毛並みを整えます。
ステップ4
ステップ4は栄養スプレーでスエードに栄養を与えてあげます。
革も肌と同じで、栄養を与えてあげないと乾燥をしてしまい劣化の原因になります。
左:ケア後 右:ケアしてない
上の写真は左のサンダルがお手入れ後で、右のサンダルがお手入れをしていない状態になります。
良く見て頂くと左のサンダルの方が毛並みが整っていることが分かるかと思います。
スエードはお手入れが簡単なので、これらのお手入れは5分程の時間があれば完了することができます。
まとめ
ワラビーのお手入れに必要な道具と、お手入れの手順について解説致しました。
ワラビーは一般的にはスエード素材ですが、中には表革のワラビーもあります。
その場合は日々の簡単ケアについてこちらの記事を参考にしてみて下さい。
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またスエードのお手入れ道具については、下記リンクのようにスエードのお手入れ道具がセットになっているものがありますのでチェックしてみて下さい。
シューツリーについては機能性とコスパが良く、色んな木型のシューズに合うコロニルのシューツリーがおすすめです。