ビルケンシュトック「ボストン」スエードの経年変化と使用感レビュー

ビルケンシュトックはドイツで創業したフットウェアブランドです。

 

ビルケンシュトックといえば、フットベットによる足のアーチを支える健康サンダルとしてのイメージが強いと思います。

 

またファッション性も高く、おしゃれなサンダルの代表格としても有名です。

 

今記事ではビルケンシュトックの名作である「ボストン」を4年ほど使った経年変化と、使ってみて良かった点・悪かった点についてまとめています。

 

今記事を読むことで、ボストンがどんな人に合っているのかについても知ることができますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

ボストンの購入時の状態

Boston(ボストン)の概要

ビルケンシュトックのBoston/ボストン/ボストンは、シーズン問わず活躍する定番クロッグです。オリジナルフットベッドに、発泡ゴム層を追加したソフトフットベッドが、クッション性のある優しい履き心地と快適さをサポートします。アッパーに風合いのあるソフトなスウェードレザーを使用しているので、ナチュラルで雰囲気のある一足に仕上がっています。

引用:ビルケンシュトックHP

二つのサンダルがありますが、黒色の方は、ボストンと一緒に買ったルームシューズです。

 

濃い茶色の方がボストンです。

 

素材はスエードで色はモカです。

 

ボストンはスエードの他にも、オイルドレザーも定番素材となっています。

 

スエードはオイルドレザーと比較すると柔らかく、足当たりが柔らかなことが特徴です。

 

フットベットには柔らかいソフトフットベットを採用しています。

 

細かいところですが、金具がヴィンテージ感のある質感で◎

 

次章から4年ほど使ってエインングした様子についてご紹介します。

 

ボストンの経年変化後

正面

上から

アップ(スエードの質感)

ソール

踵のすり減り

4年ほど履いたことで、深い履きジワがついています。

 

スエードの質感も、履き始めはマットな質感でしたが、アジがでてきました。

 

スエードの経年変化は、スムースレザーとはまだ違った独特な魅力があり、個人的にボストンのエイジングは気に入っています。

 

ソールの擦り減りは、使ってきた年数の割りにはすり減っていません。

 

使用頻度としては、暑い時期には素足でたくさん使いますが、年間通してヘビーユースするほどではなかったので、踵の擦り減りもまだ大丈夫そうです。

 

シューツリーを入れることはできないので、普段は新聞紙を入れて型崩れしないようにしています

 

そのおかげもあってか、型崩れせずにキレイなシルエットを保ってくれているように思います。

 

次章からボストンを実際に使ってみて、良かった点と、悪かった点の使用感レビューを行なっていきます。

ボストンの良かった点

まずはボズトンの良かった点です。

 

ボズトンの良かった点は以下の二つです。

 

・素足で履けて楽

 

・万能!コーデに悩まなくて良い

 

・手入れも簡単

 

上から順番に解説していきます。

素足で履けて楽

素足で履けて楽なので、暑い夏には大活躍してくれます。

 

靴紐もなく、突っかけて履くだけなので、すごく楽です。

 

夏場で近場を歩く際は、ほぼボストンを使います。

 

素足で履けるサンダルがなかったら、靴下とスニーカーを履かなければいけないので、素足で履けるサンダルは重宝します。

コーデに悩まなくて良い

ボストン×ラフコーデ

ボストン×キレイめコーデ

ボストンはラフなコーデにも、キレイめな着こなしにも合う万能選手です。

 

夏のハーフパンツにTシャツのラフな格好にも合わせることができるし、スエード素材による上品さもあるのでジャケットを羽織った着こなしにも合います。

 

ここまでコーデを気にしないで合わせることができるサンダルはそうはありません。

 

ボストンの大きな魅力の一つです。

手入れも簡単

スエードレザーは手入れも簡単です。

 

スムースレザーは、汚れ落としから、栄養クリームを塗って、ツヤ出しなど工程が多いので結構時間が掛かりますが、スエードは数分で手入れを終わらせることができます

 

スムースレザーと比較して、手入れに必要な道具が少ないことも◯

 

スエードレザーの手入れに関しては、以下の関連記事に詳細をまとめているので、興味のある人は見てみて下さい。

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ボストンの悪かった点

ボストンを使ってみて良くなかった点は以下2点になります。

 

・甲が低い足に合わない

 

・長距離歩くと靴擦れする

 

・普通のフッドベッドが良かったかも

 

上から順番に解説していきます。

甲が低い足に合わない

僕の足形は、横幅は広いのに甲が低いという足形をしています。

 

そのため、ジャストフィットする靴を探すことは一苦労です。

 

紐靴であれば甲の部分は紐で調整することができるのですが、ボストンは甲のフィット感の調整はバックル部分するしかありません。

 

しかし、フィッティングの時点で甲部分にスペースが余ってしまうため、特別に穴を開けてもらって対応をしてもらっています

 

それでも、甲部分が少し緩い状態です。

 

これ以上穴を開けると、バックル部分が地面についてしまうので悩ましいところです。

出典:アマゾンHP

僕と一緒で甲が低い人は、ボストンよりも甲の調整がしやすい「ナゴヤ」がおすすめです。

長距離歩くと靴擦れをする

足の裏の臭い、その後 – NOBODY:PLACE

出典:https://nplll.com/2020/09/foot-smells-good-after-summer/

足の横幅が広いせいなのか、フットベッドに足が収まらず、長時間歩くと土踏まずの上の方と足の裏の外側が擦れて痛くなってしまいます。

 

画像でいうところでは、②の短母跡屈筋の上の方と、④の短小跡屈筋の部位です。

 

そのため、長距離歩く際にはボストンは選んでいません

 

(そもそも長距離歩くのであれば、サンダルよりもスニーカーの方が適役ですよね。)

 

長い時間でなければ、素足で履いても快適です。

普通のフッドベッドが良かったかも

ビルケンシュトックのフットベッド|革新的なインソール・ブルーフットベッドを1900年代当初開発。現代でも履き心地の向上に余念がありません

出典:https://ec.benexy.com/brand/about/design

僕の持っているボストンはソフトフッドベッドを搭載したモデルです。

 

普通のフッドベッドと比較すると柔らかい履き心地ということなのですが、普通のフッドベッドを搭載しているルームシューズの履き心地と比較すると、ソフトフッドベッドの方が特別履き心地が良いとは感じませんでした。

 

また、ビルケンシュトックのお店の人に聞いたところ、アーチを支える機能は普通のフッドベッドの方が高いとのこと。

 

ほんとうは普通のフッドベッドのボストンが欲しかったのですが、ソフトフッドベッドのものしか販売してませんでした。

 

ビルケンシュトックのサイトを確認したのですが、スエードのボストンはソフトフッドベッドのものしか販売していないようですね。

 

履き心地や、アーチ機能についての拘りは人それぞれなので、まずは試着をしてみることをおすすめします。

まとめ

ビルケンシュトックのボストンは、ブランドを代表する名作サンダル
スエードのボストンは足当たりが柔らかく、素足で快適に履ける
合わないコーデはないと言えるほど幅広い着こなしに合う
スエードは手入れも簡単なこともメリット
甲が低い足の人は、デザインが似ていて、甲の調整が簡単な「ナゴヤ」の方がおすすめ
スエードレザーのボストンはソフトフッドベッドのモデルしかない
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